応援メッセージ
2020-05-01
今年、地区の子ども会役員を仰せつかっております。
ところが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、
すべての子ども会行事が、中止または延期になっています。
そこで、会長の提案で、
子どもたちに、お菓子のプレゼントを配ることになりました。
私は、メッセージカードを担当することになり、
次のような文書を添えることにしました。
〇〇子ども会のみなさんへ
臨時休業中 家の中で長い時間を過ごしているみなさんに
お菓子のプレゼントです!
本当なら
ゴールデンウィークには 親しい人達と集まったり
家族でお出かけしたりする予定があったでしょう
本当なら
ゴールデンウィークが終わったら 学校が始まって
クラスの友達に会えたり 放課後に遊んだりするはずだったのにね
今 いろんなことを いっぱい我慢しているみなさんに
せめて おうちの人と一緒に お菓子を食べながら
楽しいこと 聞いてほしいこと いろんなお話をしてみてほしいです
もうしばらく辛抱して
また 子ども会活動ができる日を 一緒に待ちましょう!
〇〇子ども会より
実は、子どもは、大人以上に、
「さみしい」「こわい」「不安」という思いをしているようです。
ある日突然、学校に行けなくなり、
図書館も児童館も閉鎖され、
友達と自由に過ごす時間を失い、
「人と接すること=キケン」ということを強いられるのは、
大人が想像するよりもはるかにしんどいはずです。
今回、子ども会では、
家族と一緒にお菓子を食べて、
「おいしいね」とニッコリ笑う、
そんなひとときの一助になればと考えました。
「肌の触れ合い」がダメだというなら、
ほんのひとときの、「心の触れ合い」を意識していけたら。
もちろん、ビジネスにおいても。
大人だって、
この緊急非常事態に、イライラ、モヤモヤしています。
ひとりひとりの意識で、
何かしら、ちょっと変わる気がします。
(A.H)