お誕生日
2018-04-20
先週、おかげさまで 誕生日を迎えることができました。
主人がケーキを用意してくれて、
娘たちが灯したロウソクを眺めながら、
家族で「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」を歌いました。
誕生日とは、祝ってもらう日だと思っていました。
でも、ある時、知りました。
「誕生日は“親に感謝する日”なんだよ」
私の母は、最初の子を流産し、
私をお腹に宿したときは、
流れ出てしまわないように、子宮の入口を縛り、
出産は苦労の連続だったそうです。
私が生まれたその日、
死ぬかと思うほど苦しい陣痛に耐え、
誰よりも一番大変な思いをした、私の母。
私が生まれたその日、
ただ心配することしかできない無力感に耐えながら、
無事に生まれることに全力を尽くした、私の父。
誕生日が来るたび、
〇年前の今日のことを思い、感謝することにしています。
今、こうして、 主人や娘たちとケーキを囲んでお祝いできるのも、
父と母のおかげと改めて思います。
私が、娘を産んだとき、母に、
「私を、元気な赤ちゃんが産める体に産んでくれてありがとう」
と、なぜか自然に伝えることができました。
照れくさくて、
普段なかなか伝えることができませんが、
誕生日を機に、感謝の気持ちを伝えられたらいいなと思います。
(A.H)